あなたのインプット術は何の成果も生まない「究極の時間の無駄遣い」になっていませんか?
インプットとは、本や人の話、インターネットから情報を吸収することです。
私たちは一日の中でかなりの時間をインプットに費やしています。
しかし、本書の実験で、175人の方に「ここ1週間、インターネットで見た情報」を可能な限り思い出してもらいました。その結果、一人当たりの情報吸収率は、わずか3%でした。
今、「インプット革新」をできる人だけが、「情報爆発時代」の勝者となれるのです。
本記事の目次です!
この本を読むことで得られるメリット
記憶に残りやすいインプット術を知ることができる!
質の良い情報の調べ方を学べる!
インプット力を飛躍させる応用力を身につけられる!
インプット大全の概要
【概要】
著者:樺沢紫苑
出版社:サンクチュアリ出版
出版年月日: 2019/8/3
ページ数:269p
著者の樺沢紫苑さんは、日本の精神科医です。「情報発信を通してメンタル疾患、自殺を予防する」をビジョンとし、YouTubeチャンネル「樺沢紫苑の樺チャンネル」やメルマガで精神医学や心理学、脳科学の知識・情報を分かりやすく伝える「日本一アウトプットする精神科医」として活動しています。
ここからは筆者の選ぶ、ためになったポイント2点を紹介したいと思います!
感情が刺激されるインプットをする
脳の仕組みとして、喜怒哀楽が伴う記憶は、復習しなくても、圧倒的に鮮明に残ります。
例えば、学校の教科書は一回読んでもほとんど記憶には残りませんが、大好きな漫画は一回読んだだけで、何年たっても詳細に記憶に残っています。
大好きな漫画を読むとき、「楽しい」「ワクワク」と感じ「興奮」しますよね!そんなとき、ドーパミンやアドレナリンといった脳内物質が出ています。
こういった喜怒哀楽に伴って分泌される脳内物質には記憶を増強する作用があるのです!
この脳の仕組みを利用した「感情を刺激したインプット術」が本書で掲載されているので、筆者のおすすめを3つ紹介します!
②映画、美術鑑賞など、「感動」「学び」と連動させる。
③好奇心を大切にする。ワクワクすることを勉強する。
学びを欲張らない
脳が一度に記憶して処理できる情報は3つまで、それ以上を処理しようとすると、脳はパンクして全部忘れてしまいます。
脳の容量は大きいように感じますが、処理できる入り口はものすごく狭いのです。
「この本の内容をすべて読み取るぞ!」と意気込むほどに、脳の入り口が詰まっていしまい、かえって何も読み取ることができなくなってしまいます。
読み取る内容を「3つ」に絞ることによって、「注意のアンテナ」が立ち、学びの効率が最大化します。
学びは、欲張らず、「3つの気づき」得られれば十分という姿勢で臨みましょう。
脳にはそんな仕組みがあったのですね!これからはポイントを絞って学ぶことにします!
インプット大全のまとめ
「情報爆発時代」に必須のインプット革新!
ということで本記事では、「感情」と「3つに絞る」の2つをまとめました!
本書では様々なインプット法が掲載されているので、あなたに合ったやり方を見つけてみてください!