共感するために抑えておきたい【4つの方法】

  • 2020年9月18日
  • 2021年1月13日
  • 書評

こんにちは、ritaです。今回は「共感するための方法」について4つに分けて解説していこうと思います。

この記事を読む前に「聞き上手になる方法」について読んでおくと、理解度が増すかもしれません。

https://ritarita-blog.com/life-blog-wp/%e7%b0%a1%e5%8d%98%e3%81%ab%e8%81%9e%e3%81%8d%e4%b8%8a%e6%89%8b%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8c%e3%82%8b%e3%80%903%e3%81%a4%e3%81%ae%e6%96%b9%e6%b3%95%e3%80%91/

・共感とは何か
・相手を思って感じるとは
・思いをすべて受け取るようにして聞く
・共感を表現する

共感とはなにか

「最近、なんか疲れっぽいんだよね、」
「気のせいだよ。早く行こ?」

自分はこう思っているのに、全然わかってくれない。もしくは分かろうともしない。そんな人、あなたの周りにも居ませんか?
ですが人は自分中心に考えてしまう生き物なので仕方のないことかもしれません。
共感とは「相手を思うこと」です。共感においての「思う」は、相手を思って「考える」ことではありません。相手を思って「感じる」ことです。

相手を思って感じるとは

今、あなたは何を感じていますか?楽しい、嬉しい、面白い、もしかしたら、悲しい、辛い、苦しい、などネガティブな感情を持っている人もいるかもしれません。または何も感じていないと感じる、これでもよいです。今あなたが自分のことを感じたように、相手がどう思っているか感じなければなりません。コツは思いをすべて受け取るように聞くことです。

思いをすべて受け取るようにして聞く

友人があなたに相談しに来たとします。さてあなたはどうやって友人の思いを感じ取りますか?一番簡単なのは相手がそのまま自分が思っていることを話してくれることですよね。ですが、自分の気持ちを直接、言葉にして相手に伝えることができない人もたくさんいます。そんなときでもあきらめてはいけません。相手はあなたに「分かってほしい」と思って相談しているのですから、態度、仕草、目線、雰囲気など言葉以外でも必ず思いが伝わります。相手から自分に伝わる思いを感じるのです。

共感を表現する

相手の思いを受け取るだけではまだまだです。相手から伝わった思いを表現し、相手と共有できれば、初めて「共感」できたと言えるでしょう。
表現の仕方は感じた思いを、そのまま言葉にすることです。例えば、相手の相談を聞いて、「辛い」と感じたら「辛いね」、「ひどい」と感じたら、「ひどいね」でいいのです。こうした感情の共有で相手側の信頼を得ることができたら、会話も弾んでいきます。まちがっても初めから「それは~だと思うよ」、「そうかなあ」などで割って入るのはやめましょう。これでは自分から共感を拒んでいるようなものですね。

最後に

共感は1対1だけで行われるものではありません。例えば、大きな災害の被害をニュースで見て、「何かしてあげたい」と思ったことはありませんか?この気持ちも立派な共感です。こういった場合の思いの表現は、募金やボランティアに当たります。初めは、募金など取り組みやすいものから「共感」への一歩を学んでいきましょう。

 

「共感とは、他者とのつながりであり、結びつきである。」

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