文章力とはいかに言葉を減らせるか|相手に伝わるわかりやすい文章の書き方 

こんにちは、ritaです。


今回は「文章力を身につけて、ブログやSNSに生かしたいな」と思い、文章についての本を探しました!


そんな中、「言葉を減らせば文章は分かりやすくなる」という気になるタイトルにつられ、購入。


本書では、「要点がわかりやすくなるように、余計な文字を減らす。」といったテーマで書かれています。


ダラダラと長い文章になりがちな筆者にはぴったりです(笑)


言葉を減らせば文章は分かりやすくなる [ 山口 謠司 ]

本書を読むと得られるメリット

思考を整理して、書くことを明確にできる
・要点だけを残した、短い文章が書けるようになる
・相手に伝わる文章が書けるようになる

それでは、筆者が参考になった部分を3つ厳選して抜粋します!

2つの軸を使って文章を書く

本書では「2つの軸」を立てて思考を整理する方法が紹介されています。


これを実践すると自分の言いたいことをシンプルにわかりやすく文章にできるそうです!


軸の内容は人それぞれです。2つの軸の交差する所にあるのが、あなたの伝えたいことになります。


商品開発で例を出すと、「興味がある商品」の軸と、「お客さんのメリット」の軸が交差する所にあるのが「開発するべき商品」ということですね!


筆者の場合では、「興味のある本」の軸と、「読者のメリット」の軸が交差する所にあるのが「ブログの記事」といった感じでしょうか?


この2つの軸をブログの記事の内容に落とし込めれば、分かりやすい記事が書けそうです!


初めのうちは一つ一つの軸をイメージしづらいそうなので、何度もこの整理法をくりかえし、自分のものにしていきましょう!

記憶を消し去る文章

次の文は本書の例です。

「このパソコンは、容量がほかのノートパソコンより平均して大きく、使用動作も速く、動画編集機能も搭載され、高画質で動画を見ることができる。」


このように一文に情報を詰め込んでしまっては、読む側には頭に入りづらく、どんなパソコンなのかよくわかりません。


容量の話をするなら、まずはそのことのみを話すべきです。

「このパソコンの容量は、ほかのノートパソコンに比べて1.2倍ある。」


といった感じでまずは容量の説明をしてから、次の説明へ行くべきです。


いくつもの要素をちりばめられていると、相手は文章を読んでいる間に情報をどんどん忘れていってしまいます


一つの要素しか入れずに、一つの要素を書く。


これを意識すると文章は短くなります。

接続助詞「が」はダラダラ文の原因!

筆者は文章を書いていて、「読点(、)が多くて読みづらい」と言われたのが多々あったのですが、

本書を読み、読点が多い原因は「接続助詞を多用しすぎているから」だと気づけました!


個人的に文章を書く上でプチ革命が起こっています(笑)


接続助詞とは、○○から○○ので○○のに、など前後の語句をつなげる役割があるものです。


これを使いすぎてしまうと、語句の後ろに付く読点が増え、文章がダラダラと長引く原因になってしまうのですね。


特に「」には注意が必要です!


次の文章は本書の例です。

「私は書誌学者だが、膨大な資料を必要とする。様々な場所に移動するが、いろんな土地に行ける楽しみもある。」

「私は書誌学者だ。膨大な資料を必要とする。様々な場所に移動する。いろんな土地に行ける楽しみもある。」


このように「が」の部分を句点(。)で区切るとスッキリしますね。

まとめ

文章は、分かりやすく、短く書く。

文章力に自信のない方には本当にお勧めしたい一冊となっています!

自分の文章力を見直すための一冊としてぜひ手に取ってみませんか?


言葉を減らせば文章は分かりやすくなる [ 山口 謠司 ]

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