繊細すぎるあなたへの1冊!「繊細さん」の本【書評・感想】

rita
こんにちは、りたです。
今回は「繊細さん」の本を紹介したいと思います。

もう我慢しなくて大丈夫。
繊細さんは、自分のままで生きることでどんどん元気になっていくのです。

「繊細さん」の本 武田友紀

 


「繊細さん」の本 「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる [ 武田友紀 ]

 

【概要】
著者:武田友紀
出版社:飛鳥新社
出版年月日: 2018/8/5
ページ数:238p

 

本書は、繊細さんのための、実際に有効だったノウハウが詰め込まれた一冊です。
あなたが「これはやってみたい!」と思えるのがあれば、ぜひ取り組んでみてください!

 

 

どんな人に読んでほしいか

1番は自分を繊細、神経質だと思っている人です。

よくわからないという人には、本書にどのような人が「繊細さん」に当てはまるのか、のテストがあります。
自分に当てはまるものを数えてみてください!


・自分を取り巻く環境の微妙な変化によく気づく方だ

・他人の気分に左右される

・痛みにとても敏感である

・忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃げられる場所にひきこもりたくなる

・カフェインに敏感に反応する

・明るい光や、強いにおい、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい

・豊かな想像力を持ち、空想にふけりやすい

・騒音に悩まされやすい

・美術や音楽に深く心動かされる

・とても良心的である

・すぐにびっくりする

・短期間にたくさんのことをしなければならないとき、混乱してしまう

・人が何かで不快な思いをしているとき、どうすれば快適になるかすぐに気づく

・一度にたくさんのことを頼まれるのが嫌だ

・ミスしたり物を忘れないようにいつも気を付ける

・暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている

・あまりにもたくさんのことが自分の周りに起こっていると、不快になり神経が高ぶる

・空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる

・生活に変化があると混乱する

・デリケートな香りや味、音、音楽などを好む

・動揺するような状況を避けることを、普段の生活で優先している

・仕事をするとき、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる

・子供のころ親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた


以上の質問で12個以上に「はい」と答えたあなたは、おそらく「繊細さん」でしょう。
本書を読んでみることを強くおすすめします。

rita
次からは私が本書で得た「気づき」を元に、解説していきます!

繊細な人には、その人なりの休み方がある

繊細さんと、そうでない人では、精神的な疲れやすさが違います。
読んでいる繊細さんも経験があると思います。

私の場合、他人と長い時間いると、どっと疲れてしまいます。
特に、人間関係で精神的に病みがちになってしまうことが多いです。

ですから、繊細さんは人よりも気を付けて休息しなければいけません。
本書の第2章では、五感別の刺激の予防とケアについて書かれています。

私は、五感の中でも聴覚が敏感で、小さい音でも気になってしまいます。
実際に私が効果があった方法を少し紹介します。

・ノイズキャンセリングイヤホンをする
・耳栓をする
・イヤホンで心地よい音楽を聴く
rita
特にノイズキャンセリングイヤホンはおすすめで、周りのうるさい音が聞こえづらくなり、とても快適に過ごせます!

 


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もうひとつ、自分でも気に入った休息法があります。

楽しい予定の後にも、休日を入れる。

繊細さんにとっては、楽しいイベントも刺激の一つです。
疲労度的には、重要な仕事と同じくらい疲れているかもしれません。

この休みは、全く予定のない空白日にして、自分の体調を見てから過ごしてください!

 

「本当の自分」を抑えて殻をかぶっていると、その殻に合う人が集まってしまう。

これは、本書で紹介されている人間関係の構造です。

たとえば、本当はとてものんびりしている人が、職場では無理してテキパキしているとしましょう。
その人には「あの人はテキパキしていいな」という人が集まってきます。

そして繊細さん自身、「テキパキしている自分」が評価されていると感じ取れるので、
「のんびりした自分は求められていないんだ」とさらにテキパキする。

さらにテキパキしている繊細さんを評価している人が周りに集まる。
この繰り返しで、本当の自分ではなく、テキパキがよしとされる人間関係が作られてしまいます。

この構造を踏まえて、繊細さんはどうすればよいか。
答えは、素の自分を出して、自分に合う人を集めることです。

自分の感情を出したり、意見を言うことで、離れていく人もいるかもしれません。
それでも、自分を出していくうちに、かならず「素のあなたが好き」という人たちと出会うことができます。

自分の感情や気持ちを伝えるのは難しく、練習がいります。
やればやるほどうまくなるので、少しずつ取り組んでみてください!

 

rita
初めはSNSで自分の気持ちを発信していくのがいいと思います。
Twitterだと反応が付きやすいのでおすすめです!

 

ここまで紹介した2点が、個人的にためになったポイントです!

「繊細さん」の本を読んでの感想

わたしは、今まで自分を神経質で繊細な人間だとわかりつつも、周りの人達に合わせて過ごしていました。

朝起きても、なかなか疲れが取れずに起きられないことも多々あり、
中学、高校では、疲れやすい部分が顕著に表れ、休むことも多かったです。

そんな生活の中で「なぜ自分は周りの人と同じように過ごしているのに、疲れやすいんだろう」と思っていました。
原因は、自分とあっていない人(繊細ではない人)と同じように過ごしていたからです。

最近の研究では「生まれつき繊細な人」は5人に1人の割合で存在するようです。
生まれ持った性質、気質は、変えることはできません。

ですから、自分の「繊細さ」と向き合い、受け入れることが必要だったのです。

人は、自分のままで生きると元気だ。

「繊細さん」の本 武田友紀

繊細であることは、悪いことではありません。
本書では、繊細さんに共通する「5つの力」があるといいます。

5つの力とは、「感じる力」「考える力」「味わう力」「良心の力」「直感の力」です。

繊細さんは、「ものを深く受け取り、深く考える力」が強いようです。
自分の「繊細である強み」を知ることで、長所にもなります。

自分らしく生きるために、私も自分自身をもっと見直してみようと思います。

「繊細さん」の本まとめ

繊細さんはこの世の中にたくさんいます。
応援してくれる人もまた、たくさんいるのです。

「繊細さん」の本 武田友紀

温かい言葉ですね。
私は自分が「繊細な人間なんだ」と分かっただけで楽になれました。

ぜひ本書を手に取って、自分の「繊細さ」を見直してみてください!


「繊細さん」の本 「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる [ 武田友紀 ]

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